はじめの一歩 小さな一歩
更新日:2019年6月16日
~3人の子どもたちとスタッフとむの4人で踏み出した確かな一歩~

今日からは「パパスクールだ」と張り切っていた子どもたち。
朝のミーティングもどこか少し緊張していました。
「パパのスクールはどんなスクール?」
と子どもたちも真剣そのものです。
「基本は、自分の好きなことややりたいことをするよ」
「キーワードはつくること。すきなことで、なにかをつくる、生み出すんだ。どう?」
「いいね、それ楽しそう!」
「そういうのやってみたいんだ!」
事前に考えていたネーミングやロゴマークを子どもたちに提示すると、
「いいね!かっこいい!」

まずまずの滑り出し(^^)v
初日の長めのミーティングを終えた子どもたち。さて、さっそく何をしようかな?
早速取り掛かったのは、中1のたいせい。
PCの編集ソフトを使ったカードゲームの動画制作。
以前から「やってみたい」と話していただけあって取り掛かりがはやい!

続いて、工作と食べること、歌の大好きな小3のまお。
アイパッドでつくるもののヒントを得ながら、折り紙を取り出します。

何をしようか、なかなか定まらない小2のめいは、YouTubeめぐり。
マジックの仕方や逆立ちの練習などの動画を一通り見終えると、
「なにしよう?」・・・。
お菓子作りの本を見つけて、「これ作りたい!くまさんのケーキ!」 さっそくレシピを調べます。
やりたいことを見つけためいは、大張り切り。
レシピ本に目を通します。
「なんて読むの?」
「とうにゅう」
「あ、これが豆乳か!いつも飲んでる牛乳のパックに、この字書いてあった」
「これは豆だよ。豆を絞ってできるから豆乳」
「そうなんだ」
本から買うものをメモします。
「生クリー む、む、・・・・あれ?どう書くんだっけ?」
学校から10ヶ月ほど離れていただけに、カタカナを忘れかけている・・・
日頃は面倒くさがりそうな彼女は、お菓子をという目標のためには、時間をかけてでも書きます。

ところで、アトリエ*スクール、昼食もつくるよ。
「そ、そうか!つくる学校だからね(^-^; 」
今週は料理好きのまおが当番を立候補。冷蔵庫の中身を見て、
「今日はオムライスにしよう!」
スタッフママに教えてもらいながら美味しいオムライスができましたとさ。

午後からは、動画制作に、工作に、お菓子作りに。
それぞれが取り組みたい創作活動に取り組みました。
(みんな言われることもなく勝手に始めています)
お菓子作りのめいは、近くのスーパーへ食材を買いに行きます。
「豆乳はどれを買えばいいのかな?」
色々な種類に比べて、量もいろいろ。
「なんて読むの?」
「ミリリットルだよ」
200も500も750も1000も。
「㎖」や「ℓ」を体感としての量感も学べます。
まさに生きた学び。
品選びもレジでの支払いも全部自分でします。
自分で買い物するってとても頭を使います。



やった~できた!!
自分で作ったくまさんケーキ。自分でもよくできたと大満足。
「食べるのもったいな~い」
みんなからの「おいしい!」にますます満足のめいでした。