自分たちの手づくりを食べよう

最終更新: 2019年6月14日


給食当番。はじまったばかりのアトリエ*スクールでは、給食も自分たちで作ります。


つくることがテーマのスクールですから、「自分たちで食べるものは自分たちで作ろう」というわけです(^^)/


献立を考えるところから、買い物、調理、片付けまで全て当番が担います。


もちろんスタッフもお手伝い。


子どもたちの手づくりです。


(野菜や調味料など、完全に手づくりというわけにはいきませんが、ゆくゆくは自分たちが育てた野菜なんかも給食に出せたらいいなと思っています。)




「え~と。何がいいかな」


一週間分の献立を一から考えるのも一苦労。


「え~と、これ作るには、何が必要なのかな・・」


ブツブツと独り言を言いながら、献立表に向かっています。


栄養のバランスや麺やご飯などのバランスなども考えながら、あたまと鉛筆を動かします。


真っ白な紙にどんどんと字が埋まっていきます。



「あ、玉ねぎ買わなきゃ、チャーハンにも豚丼にも使うし」



冷蔵庫や調味料の棚をゴソゴソ。









そして、いざ買い出し。


メモを握りしめ、店内を回ります。


普段、大人が当たり前にしている主婦(夫)業ではありますが、


買い出しがとても脳や感覚のトレーニング、学習になっていることを、子どもたちを通して気づかされます。



量、品質、産地、賞味期限…。


食材の買い出しって、本当にいろいろと脳や自分の感覚を使います。



書かれている漢字は読む必然性があるし、


野菜や魚・お肉などの産地、生産者の情報からもいろいろと見えてくるものもあります


し、食品添加物などや貿易などについても考えるきっかけになります


(社会科の枠を越えた横断的で総合的な学習、今後仕掛けていこうと思います)。





そして、実際のグラムやミリリットルの数量感覚、概算の検討、おつりの計算など


生きた算数の学習ができます。


スーパーは、まさに生きた学習の宝庫です。




(↑5000円を支払い、おつりを考えている。あれ?4桁の繰り下がりの引き算をやってる!)



そして、調理もまた生きた学習です。




しっかり手を洗って、まずは、野菜を洗って切って。


手を切らないように気を付けて。切り方もいろいろあるね。



「先に、玉ねぎを炒めよう。その前に、フライパンに火をつけて、油をひいて、、」


「あ、今のうちにお湯を沸かしておこう。水300㎖ってどのくらいかな」


頭の中もフル回転。順序、段取りを考えます。







包丁さばきもご覧の通り。


卵を割ったり、醤油をそうっと入れたり、


自然と手の巧緻性がぐんぐん高まるのも、調理のいいところです。






ピザに、豚丼、焼きそば、パスタに、サンドイッチに、チャーハンに、ラーメン、うどん、グラタンに、カレーライス・・・。



大変だけど楽しい。


自分が食べたいもの、相手の好きなもの、みんなの栄養も考えながら、メニューを作る。


みんなに、自分が作ったものを振る舞い、食べてもらう。


「おいしい!」


「ありがとう!」


その反響がダイレクトに返ってくる。食をとおしたコミュニケーション。



「ごちそうさま」の本当の意味は、


こうしたプロセスを通して少しずつ理解していくのかもしれません。



子ども時代に、たっぷりとこの経験を積み重ねることができる、


そんな場があってもいいのかもしれません。


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