相手がいてこそ
あとらぼの子どもたちは、ネパールの子どもたちと交流しています。
前回の手紙のやり取りから少し間が空いてしまいましたが、
子どもたちは、じっくりとお手紙を書いたり、日本のことを大きな紙にまとめたりしました。
外国の友だちに伝えようとするからこそ、自分たちの国の文化について改めて考えることができます。
学校では、パソコンの授業や図工の授業、ローマ字や英語の勉強などは別々で行います。
時には、仮想の相手を想定したり、バーチャル空間の中で。
しかし、ここでは、実際の経験を通して、相手という「ホンモノ」に伝えるために、
教科の枠を越えて学習します。
日本の食べ物、代表的なものってなにかな?

私は、着物の絵を描くよ!


ローマ字で、どう書くの?
こうだよ。



お手紙と折り紙も添えて。

日本地図の白いところ、なぜ白い?
なんでこっちだけ白い?
地理の勉強も。


「英語を勉強したい」
なんで、
「英語が話せたら世界中の人と話せるもん」
今後は、ビデオレターなどを考えています。
かんたんな英語で伝えられたらいいね。
★★★★今週のあとらぼ★★★★
めずらしい植物!

鳥を見ながら、子どもたちはいろいろなことを話します。
「こっちがマガモで、あっちがバン」
ある日おじさんに教えてもらったね。もうバッチリ覚えたね。

「あれ、オオバンだっけ?」
ポケット図鑑で確かめる子。
「2種類ともシベリアから渡ってくるんだよね」
「シベリアってどこ?」
「あ、プラスチックのゴミを食べようとしている」
「人間が捨てたやつ。悪いのはいつも人間。私たち人間が捨てたんよ」
ある子が憤ります。
1人が裸足になると、つぎつぎにみんな靴を脱ぎ棄てます。
「ああ、気持ちいい!!」
みんなでアーシング♪

ドッチボールに

生き物観察に

水遊びに

木登り

今週はと言えば、何と言っても、新型コロナウイルス関連のできごとでしょう。
今週末に予定していたイベント「オープンあとらぼday」も中止です。
とても残念でしたが、みなさんに関心を持っていただけて嬉しく思いました。
また、電車通学の子が今週から登校を自粛しています。
咳のひどい子がいて、万が一のために、あとらぼは、今日28日(金)からお休みしています。
3月2日から、全国の小・中学校、支援学校、高等学校が一斉に臨時休校になります。
前代未聞の状況ですが、子どもたちが、元気で過ごせますように。
そして、日ごろなかなかできないことに取り組むよき機会になることを願っています。
また、みんなと元気で会えることを楽しみに。
