自分でつくる修学旅行(前編)
長崎へ行くことになりました。
修学旅行を経験していないたいせいに、願ってもないチャンス。
たいせいの、たいせいによる、たいせいのための、修学旅行に。ji
一人ハイドメイドができるアトリエ*スクールの特権を最大に活かしたい。
行き先は、たいせいが調べて、行きたい場所を中心に予定を組み立てる2泊3日。

それで、食べることに関心の高いたいせいが選んだ活動は、ほぼ食べること中心でした(*'ω'*)

まあ、それもよしとしましょ。食は、文化も歴史も学ぶ最高の切り口。
さて、出発当日の朝。
熊本港からフェリーを待つ。

フェリーに乗ると、くまもん船長。

島原へ着きました~。

島原と言えば、「島原の乱」。それについて、車中で検索。その解説に、歴史好きの私は白熱。あっという間に、諫早湾に到着。「ギロチン」を評された水門を眺める干拓へ。

町のあちこちに「開門を開けるな」の文字。環境と暮らしを守る住民の方の思いの一端でも触れたいとスマホで検索しつつ、互いの考えを話しながら車を走らせる。
眼鏡橋に寄り道。トンボにパシャリ。

長崎市内で、はじめのお目当て、皿うどん。

お腹を満たして、軍艦島へ。

さすが、長崎らしい光景。軍艦イージス艦をメンテナンス中。

そして、外海に出た瞬間に揺れる揺れる。
看板が真横になって海へ投げられるかと思いながら、なんとか写真を撮る。

スマホ落としたら一貫の終わり。そんなことより僕を心配しなさいと言わんばかり。

軍艦に見える所以は、廃墟マンションの群立。

いざ上陸。

炭鉱の過酷さ。高収入と引き換えの、生死となり合わせの職場。
当時、人口密度の東京の9倍という過密な住環境。
人の命より価値が重いとされた石炭。

ガイドの解説を聞き、間近に景色を見、潮風を感じながら、時代の移り変わりと人々の生活を想います。
一日目の宿は伊王島。
リゾートと名高いこの地に、世界最先端技術を駆使したという「ISLAND LUMINA」。


長崎の海。夜の森。そこに光と映像のデジタルアートがつくる幻想の世界。

思いっきり楽しんだ1時間のハイクでした。
つづく