やったあ、初登頂!

最終更新: 2019年6月13日

登山をしたことのない子どもたちにとって、どんな一日になるのか。


そびえたつ山に、子どもたちは意外とやる気満々です。


5月だが、日差しが熱い。


子どもたちは話してばかり。口ばかり動いて、この先大丈夫なのだろうか。


子どもの足に合わせている大人がもう、ヘロヘロ。


「うわ~、車があんなに小さい」


ここまで登っただけでも、満足感を味わう めい。


途中道なき道に迷い込み、高い草をかき分けながら急坂を上る。


小さい道に合流しただけで、


「やったあ」


「なんて進みやすいんだ」


と変なポイントで感動。



さすがに疲れて、休憩。


この先まだまだあることに、少しテンションが下がるも、


「元気玉」と称する飴玉で、やや機嫌が回復。


山肌をなでながら、そよ風が心地よく吹いてきました。




さあ、進もう。


途中、すぐ近くで鳴く鳥と、バードコールを使ってコンタクトを試みると、


まるで会話をするかのように、こちらの音に呼応します。




そのうち、ホトトギスの声も聞こえてきて、


こちらも口笛で答えます。


すると、すかさず返事が返ってきます。


その様子に、子どもたちは顔を見合わせてにっこり。


「お腹が空いた」


「もう腹ペコで限界」


「早く食べよう」


ネットでの情報によると、今いるところはどうやら半分くらい。


このペースで行くとあと1時間半は越えそう。


予定では山頂で食べるはずの昼食を5合目手前ですませます。




これから先進むかどうか。どうする?


はじめは、「やめとこうかな」と言っていた めいですが、


「自分の中の最高記録に挑戦したいから、行く」


と決意を固めました。


よし、行こう!



涼しい森林に入りました。


切り株から若い木が芽を出しています。

螺旋がきれい。

「木の皮を剥がれると中がこんなに赤いんだね!」

こもれびに癒される。

落ちている実を発見。

キツツキが穴を開けたであろう木の皮に、乗せるとなんか楽しい。


これぞ、フィールドワーク。


「キツツキさん、木の中の虫を食べるんだね」



はたまた、途中、梅の実の大きさほどの穴が開いた岩を発見。


「この石なんでこんな穴が開いているか知ってる」


「う~ん?なんでだろう」


「同じところにぽたぽたとずっと水が当たると、岩が削られて穴が開くことがあるんだよ」


「え~~!こんな硬い岩なのに!水(の力)ってすごいね」


今日一番の驚き顔を見せる まお。


森のトンネルが続きます。


だんだん調子が出てきためい。足取りが軽くなり歌いだします。


「歩こう 歩こう 私は元気!歩くの大好き、どんどんゆこう♪」



まおもつられて、大合唱。

「これ、工作に使えそう」

もうちょっとだ。がんばれ。

やった!やっと山頂に着いた!!

嬉しさが爆発します。

阿蘇の噴火で、きっと溶岩が飛んできたんだね。


軽めの赤い石がごつごつ。


眺めも最高です。

さ、山頂を満喫した後は、そろそろ降りようか。


大幅に予定の時間を越えています。


駐車場が閉まるといけない。男組が先に下山することに。

パシャリ。


って、遊んでる暇はない? 門が閉まる?!


というわけで、坂道、勢いよく下りたら、止まらない(笑)


あらら、あんな遠くに。

男組、閉門前に無事に下山。


心配していた女組も約30分後に元気に下りてきました。



山を下り切った子どもたちは大喜び。


たかが1095mかもしれませんが、子どもたちはとても誇らしげでした


(帰りの車でも、何度も「1095」の数字を口に出していました)。


多くの体験ができた一日。やはり自然は偉大です。




「足がガクガク笑うってこのことだ」って実感したのは、どうやら大人だけだったよう(笑)


次の日、足の筋肉痛でよちよち歩きの大人をよそ目に、元気な子どもたちでした。

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