つくることの動機
更新日:2019年6月22日
つくる、作る、、、アトリエ*スクールでは、
子どもたちは、日々創作に取り掛かっています。
私は、子どもたちに、こう声をかけています。
いつも何か作り続けることは大変エネルギーがいるね。
だから、何か作らなきゃ、というプレッシャーを感じなくていいよ。
遊びながら。すきなことややってみたいと思ったことをしていると、
それが、いつの間にかつくることに繋がっていくものだから。
(図や用語を示しながら)アウトプットするには、インプットも必要だよ。
そのうえで、大切にしていることがあります。
それは、
① スタッフでいる自分もつくることを楽しむこと。
②「それやってみたい」という種まきをさりげなくすること。
③ 干渉しすぎず、待つこと。
子どもの内なる動機から発動する活動は、とてつもないパワーがあります。
だれに言われるわけでなく、自分がやりたいと思ったこと。
それに向かって子どもたちは、進んで主体的に行います。
多少の困難があっても試行錯誤をします。
最後までやり遂げようとします。
内なる動機から発動するという経験が、人間の感性と創造性を育てます。
今後のAI時代、今の多くの職業がなくなり、人間の営みがより求められる時代に
それは最も必要とされる力ではないでしょうか。
ですから、
ときにピエロのように陽気に、
ときに黒子のように気配を消し、
ときに「すごい」と驚いてみせ、
自分が最大の環境になっていることを肝に銘じながら、
子どもたちの主体的活動を見届けられたらと思っています。





















最近ママの誕生日がありました。
その日に喜んでもらいたい。「おめでとう」と「ありがとう」を伝えたい。
「だからプレゼントを作りたい」これは、とても強い動機づけです。







また、九九表を作ってくれた兄にプレゼントを作るまお。
兄の大好きな餃子を工作。

一緒に遊んでくれるめいに、めいの大好きなアイスを工作。

すごく喜んでもらえた まお でした。
自分がつくることで楽しむだけでなく、
相手に喜んでもらう。
子どもたちの創作の動機は純粋です。
つくることで、人に喜んでもらうという経験をたくさん積んでほしいと思います。