ある子の創った新たな遊び
更新日:2020年9月15日
「スマホ鬼ごっこ」と「スマホかくれんぼ」.
みなさんは知っていますか。
私は知りませんでした。それもそのはず。
この日のある一人の子の着想から、それは始まりました。
あとらぼでは、スマホやタブレット(親の前使っていた機種)を持ってくる子が多いのですが、
ある子が、突然セロハンテープに色を塗り、それをスマホに貼ってカメラを向け始めました。

それが、赤やら青やら、何やら少し不気味な世界に変わるとわかって、
みんなも楽しみ始めました。

みんなであれこれ試して、
黄色はあまり変わらないとか、
虹色も普段と同じとか、
実験(=遊び)が始まりました。

そのうち、「かくれんぼしよう」と誰かがみんなを誘いました。
すると、「スマホでしない!?」と、ある子。
みんな、「え?」「ん?」「・・・?」
「スマホで撮られたら見つかったってこと」
「なるほど、おもしろそう!」
「やろう!」「やろ~」


見つかっても、パシャリとカメラに収まるまでの間で逃げられるので、
いつものかくれんぼとはだいぶん違います。
みんな大興奮。
「これで鬼ごっこもしようよ!」
また、ある子が提案します。

「近くなのに、なかなか捕まらない(笑)」

”何かと何かを組み合わせると、新しい何かになる。そして、それがおもしろい。”
自分たちで創作した遊びを通じ、体験として、そんな大事なことを学んだ子どもたちでした。
一通り、遊んで、次は伝承遊び「田んぼの田」。

これは、これで、やっぱり盛り上がる♪