
SCHOOL
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ATELIER
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LABORATORY
あとらぼ の学び
創造的で探究的な学びを子どもたちに。
「つくる」で回す学びのサイクル。



「探究」の時間
学びをつくる
つくることで学ぶ
Upper Class
(小学4年~中学2年)
(月) (火) (木) (金) 13:00~(90分)
自分の興味や関心・好奇心をもとにしたテーマ学習の時間です。自分で研究テーマを立てます。問いを立て、仮説を立て、調べ方を知り、計画を立て、調査・実験・取材をし、考察し、自分なりの答えに辿り着く。さらに、それをまとめ発表する。そんな一連の学びを自分なりのペースで行います。スタッフはそれをサポートします。自分発動の学びに熱中し、探究し、得た学びを発信します。開催される発表会が成果発表の場所です。

「ひたる」の時間
遊び浸る
「したい」ことに没頭する
Lawer Class
(年長~小学3年)
(月) (火) (木) (金) 13:00~(90分)
外遊びやお絵かきや工作、折り紙、おやつ作りやお話作り、泥だんご作り、ごっこ遊びなどなど。一人で黙々と取り組んだり、仲間と協同して取り組んだりします。遊びが学び。学びは遊び。子どもたちのたっぷりと遊びに浸った様子をみれば、誰もが生きた学びがそこにあることに気付くでしょう。この遊び浸りが、原体験であり、人としての根っことなります。そして、今後の学びの原動力となります。スタッフは子どもたちの創作意欲が自然とかき立てられるような環境を整え、見守ります。

子どもたちによる手作り給食
食事をつくる
自己有用感をつくる
全Class共通
(月) (火) (木) (金)
当番は3週に1度 11:00~
ランチ当番が、食材から献立を作り、調理します。(食材は毎週一人一品持ち寄りです.例にんじん1本)。料理は、まさに「生きた学びの宝庫」。献立を考えたり、作り方を調べたり、栄養を知ったり。産地のこと、輸送のこと、数量概念や漢字の読み。計画性や手の巧緻性などの獲得。食べてくれるみんなの表情や言葉で自己有用感も高まります。調理を通し、命をいただく意味を体感します。調味料などの食材もできるだけ体に良いものを使っています。週1回はお楽しみランチ。この日は肉なども使い当番が自分がつくりたいものを作ります。

ストレッチ&サークルミーティング
*身体を整える
*聴き合い対話しながら、認め合う心と、次の計画をつくる
全Class共通
(毎日) 9:10~(約20分)
朝はいつもストレッチとミーティングで始まります。誰もがミーティングの主人公。時事ネタや自分の今興味のあること、気になっていることなど、みんなで話題にしたいことを話します。サークルになって聴き合い対話する時間です。ここでは、先の計画を立てたり、みんなで決めておいた方がいいことなどもみんなで決めます。みんなで決めたルールは、守ります。一人ひとり考えが違うことを学びます。意見が食い違ったときは、多数決で決めることより、より納得できる方法を考えます。まさに民主主義を体験します。

「ことば・ぶんか」の時間
[読む] [書く] [ 話す・聞く]を
中心とした協同的な学び
全Class共通
(月) (木) 9:30~(75分)
この時間は、本のよみきかせから始まります。四季や年中行事、時事のこと、海外の文化などを題材にします。スタッフが子どもたちをファシリテートし、いろいろな世界の入り口へとエスコートします。仲間と自分の考えを伝え合ったり、書いたり、話したり。「ことば」を介した協同的な学びです。「リーディングワークショップ」、「作家の時間」「哲学の時間」などの手法を取り入れ、読書にたっぷり浸る時間でもあります。

「かず・かたち」の時間
数学的・科学的な体験重視の活動
全Class共通
(火) (金) 9:30~(75分)
数や量をはかったり、グラフで表したり。図形を組み立てたり、幾何学模様をつくったり。科学あそびやミニ科学実験。地図の見方や地図記号。天体や星座。岩石や葉の形・動物の体の観察。パッケージデザインなど、取り上げるテーマは多岐にわたります。子どもたちの興味・関心や、身近な素材、タイムリーな題材から選びます。ここでも、「かんじる」、「かんがえる」、「つくる」、「つたえる」を大切にします。仲間とともに協同的で体験的なたのしい学びになるよう、スタッフがガイドします。

「ブロックアワー」
漢字やことわざ、計算などの
個別学習とゆるやかな学び合い
全Class共通
(月) (火) (木) (金) 11:00~(60分)
※ランチ当番でない週
漢字やことわざや計算など、スタッフが準備したプリント課題に取り組みます。3週間単位で課題を終えらるように個々で計画的に取り組みます。友だちやスタッフにわからないところは自由に聞けるよう、サポートします。聞かれた人は、分かりやすく丁寧に付き添い、ヒントや解き方を伝えるようにします。教えることで理解を深めていきます。助け合いの心と有用感も自然と育つようにサポートします。

自然体験と「そとらぼ」
心と体をつくる
毎週水曜日は、「そとらぼ」(野外あとらぼ)の日です。近くにある江津湖や立田山でたっぷりと過ごす一日。自然の中に身を置き、日の光や風を肌で感じたり、鳥の声や木の葉のささやく音を聴いたりして、四季を体全体で感じる時間です。
子どもたちは、広場で鬼ごっこやボール遊び、ロープ遊びなどをして思い切り体を動かします。夏場は、水遊びも。水辺の生き物や虫、鳥を観察したり。木陰で読書をしたり、芝生に寝そべって空を眺めるのもいいでしょう。木の実や小枝でアースワークも。時に、ネイチャーゲームを取り入れたりもします。自然の中でのこのような体験は、豊かな心とたくましい体をつくります。子ども時代のこのような体験こそ、原体験となりその後の人生に大きく影響すると言われています。

ホンモノに触れる
感性を磨く体験
体験から豊かな根っこをつくる
全Class共通
(校外学習や特別授業)
美術館や博物館、工芸館、民芸村やクラフトパークなどは、「そとらぼ」の行き先になっている場所です。
その他、例えば、陶芸家、パティシエ、音楽家、大工さんなど。専門家に会いに行ったり、来てもらったりしていきます。専門家の話を聞いたり、つくっているところを見せてもらったり。
さらに、登山や森の散策、カヌー体験など自然の中での活動も行っています。自然の中で見つけるものは、みな最良の教科書です。

図書館の日
全Class共通
隔週(水) PM
隔週水曜日には、図書館へ行きます。
自分が借りている本を返し、新しく借りる日です。あとらぼから県立図書館へも市立図書館へも、わりとアクセスしやすいです。それぞれ自分のカードで10冊まで借りられます。自分のお気に入りの本を見つけられるように、本好きになるようにスタッフがサポートします。調べ物をする子にとっても資料を探す貴重な時間となります。この日は、お子さんに図書貸出カードと大きめのバックを持たせてください。

振り返りと記録の時間
学びのポートフォリオをつくる
全Class共通
毎日 15:15~
一日の活動を振り返り、絵や文章で記録します。これがのちに、学びを自分で振り返るための貴重な資料となります。自分の学びの進捗状況を把握することができます。習慣化することで、書く力がつきます。たまったファイルを嬉しそうにじっくり眺める子もいます。