よくあるご質問

オルタナティブスクールって何ですか?

「オルタナティブ」とは「代替可能な」という意味です。オルタナティブスクールは、既存の学校とは別のカリキュラムを実施している学校。つまり、あえて選んで通う「もう一つの学校」です。「発達障害」とされた人の適応指導の場でも、不登校の子の学校復帰のための居場所でもありません。
海外には広まっている国も多く、公立の学校として運営しているところもあります。日本では公的支援がまだ整っておらず、NPOや一般社団などの法人が細々と運営しているケースがほとんどです。「フリースクール」と同様、子どもたちは、地域の学校に籍をおき、在籍校と連携しながら、通っています。

宿題もテストもなくて、お勉強は大丈夫ですか?

宿題がない分、やるべきことに追われず、自分の好きなことや読書、料理、家の手伝いなどに時間を使ってほしいと思います。好きなことに夢中になったり、生活体験を積んだり、自分とじっくり向き合う。大切な子ども時代に、そのような没頭と追究にたっぷり浸ってほしいと思っています。テストは、受験を控えた子どもには有効です。しかし、体験や生活の中の豊かで生きた学びを積んでいる子であれば、真剣に進路を考え始めてからでも遅くありません。本当の学びの質を数値で序列化することは不可能であり、少なくとも小学生まではテストの意義は薄く、逆効果であることを指摘する専門家もいます。

経済的に恵まれない家庭の子どもは通えない?

公立学校に比べてご家庭へのご負担は大きいものです。とても心苦しく思います。とは言え、現在はスタッフの私財を投じて赤字運営している現実があります。ご寄付や補助金等にも頼らざるを得ない状況です。国や行政へむけて学校外の学び場への公的支援を示した「教育機会確保法」が施行されて3年が経ちますが、まだまだ浸透していない現実もあります。あとらぼとしても、一市民としても、行政や各団体へ働きかけているところです。経済的困難な方でも選択肢を広げられるために、質の高い教育を提供し運営し続けるために、みなさまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

卒業後はどんな進路ですか?

​あとらぼには、まだ、卒業生がいません。しかし、他のオルタナティブ教育を受けた子どもたちの進路を調べると、様々です。行きたい学校へ行き、就きたい職業に就いている事例を多く聞きます。全くカリキュラムのないことで知られるサドベリースクールの卒業生には、大学で優秀な成績を修めたり、企業にトップで入社したり、起業したりする子もいます。自分の好きなことや強みを知ってそれを活かそうと行動できるからでしょう。通信教育やWeb講座などコンテンツが充実してきている今、高校卒業認定試験や大学受験も以前に比べてよりハードルは低くなっています。あとらぼでは、中学生になると、自分の進路を徹底的に見つめ、対策をする時間を多く設定しサポートするようにしています。

既存の学校に反対しているってこと?

決してそうではありません。既存の学校が合う子もたくさんいますし、むしろ大多数です。子どもたちにとって、既存の学校だからできることもたくさんあります。「いい」も「悪い」も何もありません。ただ単に、合う子もいれば、そうでない子もいるということです。問題なのは、「学校」一択ということ。「学校」のやり方に合わない子が「不登校」や「発達障害」などとされたり、適応や憐憫の対象になって、苦しめられることが問題なのです。だから、学び方の選択肢を増やす必要があると思っています。教育にもっと多様性を。それを理解してくれる人が一人でも増えるといいなと思います。

 

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