WHAT'S  "SUDBURY" ?

 

サドベリースクール

(デモクラティックスクール)とは​​

​アメリカ・マサチューセッツ州にある「サドベリー・バレー・スクール」をモデルとした学校のことです。サドベリー・バレー・スクールは、1968年にダニエル=グリーンバーグ氏らによって創設され、50年以上の歴史があります。サドベリー・バレーをモデルにした学校は、アメリカ国内はもとより、ドイツ、オランダ、オーストラリア、アジア、そして日本でも、広がりを見せています。

 

「サドベリースクール」の主な特徴

サドベリースクールには、

権威、抑圧、強制、評価、矯正は

ありません。

だから、甘言や褒美による動機付けも

必要ありません。

あるのは、安心と信頼に包まれた空間。

自分のすきなことをたっぷりとできる自由の中で、責任が育ちます。

自立した者同士、互いの尊厳と自由を

尊重し助け合う仲間がいます。

サドベリースクールは、

ありのままの自分でいられる学校。

こうして、子どもたちは、

自分への絶対的な信頼を育みます。

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自由な学び

何を学ぶか、今日何をするかは、自分で決めます。自由な環境の中で、したいときにしたいことをします。

​カリキュラムも、教科も、時間割も、チャイムも、テストも、宿題もなし。だから、競争することもなければ、教科書にあるような学びを大人に押し付けられることもありません。

そうした環境では、自分で自分を育てるという自覚と責任が、子どもたち一人ひとりに芽生え、内に深く根差していくのです。

そもそも学びとは、既存の学校の教科や机の上での勉強に限ったことでもありません。遊びも学び。学びも遊び。その中で、横断的で総合的で教科の枠にはまらない、生きることに必要な学びを得ることができます。

子どもたちはそれらを、自分のタイミングやペースで自力で学びとります。身体を通して、体験を通して、好きなことへの没頭を通して、仲間との対話を通して、ときに教えてもらえる大人を探して。スタッフはそれを邪魔することなく、見守ります。援助の扉をいつでも開きながら。


そして、子どもたちが求めたとき、はじめて授業が成立します。その時の子どもたちの本気度と集中力とスピードは桁外れです。

子どもたち自らが
学校運営にかかわる

「デモクラティックスクール」と呼ばれる最大の所以はここにあります。子どもたちみんなが自分の学校(コミュニティ)をつくる主人公です。ミーティングや会議において、学校にかかわるほぼすべてのことを決めます。はじめから決められたルールはありません。自分たちで話し合って決めるのです。


ここでは、子どもたちとスタッフは全く対等です。小さな子も大人もありません。イベントや行事、委員会や運営組織のこと、ときには予算や人事なども。


あとらぼでは、毎日簡単なミーティング(全員参加)を行い、みんなで確認しておきたいこと、そとらぼの行き先などを話し合って決めます。さらに、そこで話題になった重要な案件を議題として「あとらぼ会議」(自由参加)にかけます。参加する者全員に平等に与えられた一票。そこで決まったことは、みんなで守ります。

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異年齢ミックス

​​実社会に輪切り型の同年齢集団は存在しません。さまざまな年齢や経験を持った人同士が、互いを尊重し助け合いながら生きています。

サドベリー・バレー校では、4歳から19歳までが一緒に過ごします。体の小さい子から大きい子まで、一緒にスポーツや料理、対話を楽しみます。習熟の差によって活動が違ってくることもありますが、年齢が基準ではありません。


年少の子は、年長の子をモデルに多くを学びますし、年長の子は年少の子から多くの力をもらいます。しかし、年齢や学年ではなく、あくまでも個々の人間として互いの尊厳を認め合う。それを自然とできる環境が、サドベリーのよさでもあります。

 

関連書籍・動画のご紹介

​​サドベリー教育について詳しく知りたい方に、おすすめの本と動画をご紹介します。

 

『世界一素敵な学校~サドベリー・バレー物語~』 

(緑風出版)


〈旧版『「超」学校~これが21世紀の教育だ~』(一光社)〉


ダニエル・グリーンバーグ 著 

大沼安史 訳

サドベリー・バレー・スクールでの具体的なエピソードもとにして、数々の実践とそこに込められた理念や哲学が解説されています。全容が記されていて初めての方にもわかりやすいと思います。

 

『自由な学びが見えてきた~サドベリ・ーレクチャーズ~』

(緑風出版)

ダニエル・グリーンバーグ 著 

大沼安史 訳

サドベリースクールの教育哲学が記されています。遊びの意味や親の役割、デモクラシーモデルなど。子どもたちや学びをどう観て、どう働きかけるかが説かれています。中級編。

 

『自由な学びとは~サドベリーの教育哲学~』

(緑風出版)

ダニエル・グリーンバーグ 著

大沼安史 訳

サドベリーにおける人間観・子ども観、「学び」や「教育」に関する哲学が書かれています。やや難しく分厚い本で読み応えがあります。上級者向けです。

 

『遊びが学びに欠かせないわけ~自立した学び手を育てる~』

(築地書館)

ピーター・グレイ 著 

吉田新一郎 訳

著者は、ボストンカレッジ心理学教授であり、サドベリー・バレー校に我が子を通わせた保護者でもあります。サドベリー・バレーの卒業生にアンケート調査を行う中で、サドベリー教育の真髄が浮き彫りになっていきます。

 

『小さな天才の育て方・育ち方~小・中・高に通わず大学へ行った話~』 

(セルバ出版)

吉田晃子・星山海琳 著

普通の学校に通う子たちのする勉強をしたことがなかった子どもが、第一志望の大学に?!(実は、サドベリー・バレーの卒業生の多くが同じような経験をしています。)実体験をつづった著者のお二人は、親子でデモクラティックスクールに関わっておられます。

 

『「生きる力」の強い子を育てる~人生を切り拓く「たくましさ」を伸ばすために~』

(飛鳥新社)

天外伺朗 著

​チクセント・ミハイの「フロー理論」の実践を通して、CDやアイボなどの当時革命的商品を世に送り出してきた著者。サドベリー教育のよさに多く言及しています。

 
 
 
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