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​​きみだから くわしく話すよ

ここまでたどり着いてくれたってことは、

きみの問題意識が高いってことだね。そういう人がいつだって

社会をよくしていくと僕は思う。

考えてもみて。

全国に約16万人の子が学校に行くのがしんどいって?!

(「実際には44万人が学校が辛いって思ってる」っていうデータもあるよ)

きみの他にもこれだけの子たちが実際に心や体や行動で示している。

「学校のなにかがちがうな」ってね。

あのエジソンだって、アインシュタインだって。天才たちは学校が嫌いだったって話も有名だね。

もちろん、「学校」が合う子はたっくさんいる。そちらの方が多い。

問題は、日本中の子がみんな一人残らず同じやり方で勉強しなきゃいけないのかってこと。

海外にはいろいろな教育のスタイルが認められているけど、日本はほとんどまだだってこと。

でも、きみに合う場所がきっとある。

今、学びの場を、これまでの普通の「学校」にこだわらなくてもよくなった。教育の場所も仕方も選んでいい時代なんだ。法律にもちゃんと書いてあるよ。

周りの大人も知らない人がまだまだ多いけどね。それもそのはず、大人が教育を受けたときとは、時代がまるっきり変化したからね。これほど時代が大きく変わるっていうのも、人類の歴史でも珍しいくらいなんだ。今はだから、「過渡期(かとき)」っていって”古い”と”新しい”が交じり合っているときなんだ。

だけど、安心して。

これから時代は確実に変わる。

なぜなら、これからは今まで通りの教育ではいけないってことを、

大人がみんな気づいちゃってるから。

それを分かって今まで通りやるか、ちょっとだけ変えるか、大きく変えるかっていうだけ。

変えなきゃっていうのはみんながわかってるよ。

​だから、若いきみたちの選択が大事なんだ。時代がスムーズに、みんなが生きやすくなる方向へ変えられる。

興味があったら、不登校数のこと、「教育機会確保法」のこと、「こどもの人権条約」のこと、「オルタナティブ教育」のことなど調べてみてね。

小中学生のきみへ 詳しく: 概要
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